鮫皮おろし板
日本における鮫皮活用の歴史は古く、正倉院には8世紀頃に作られた鮫皮装飾の刀剣が収蔵されているそうです。 軽く丈夫で水にも強い鮫の皮は、現在ではその特性を活かし財布や装飾品にも用いられています。
フカサクでは、江戸時代から伝わる伝統的な鮫皮おろし板を製造しています。銚子産のバンザイ類に属すカス鮫の高級鮫皮を使用し、職人が一つ一つ丁寧に仕上げました。
鮫皮の表面にある突起物は、エナメル質です。この構造がわさびをすりおろす際に程よく空気を含ませ、きめ細かくクリーミーな状態にしてわさび本来の香り、辛さを100%引き出すのです。
うまさのこだわり、料理器具へのこだわり。寿司職人などプロフェッショナルにも愛用される鮫皮おろし板を、ぜひ一度お試しください。